投資信託のリスクについて

投資信託とは、資産運用が初めての人に、人気がある投資商品です。証券会社ではもちろん販売していますが、銀行でも投資信託を買うことが出来ます。投資信託は、ファンドマネージャーといわれる専門家に運用を任せる商品になります。自分で株式の売買などをする必要がないため、忙しいサラリーマンや主婦の方でも利用しやすい商品になっています。初心者でも利用しやすい投資商品ですが、投資信託のリスクについてあまり考えずに購入し、思わぬ損失を被る人もいます。今回は、投資信託のリスクについて分かりやすく説明していきます。

投資信託のリスクとは

投資信託とは、簡単に説明すると、たくさんの投資家からお金を集めて、そのお金をもとにファンドマネージャーといわれる運用の専門家が、投資家に代わって運用してくれる商品になります。少額で始めることが出来て、日本国内はもちろんですが世界のあらゆる株や債券、不動産などに投資することが出来ます。しかも、投資信託は1つの銘柄だけでなくたくさんの銘柄に分散投資されている商品が多いです。個人ではなかなか世界中の株や債券に分散投資することは出来ませんが、投資信託を購入すればお手軽に分散投資をすることが出来ます。お手軽に分散投資をすることが出来る投資信託ですが、当然リスクもあります。投資信託のリスクは、主に7つあります。

手数料

投資信託で運用すると、手数料がかかります。投資信託の主な手数料は、購入時にかかる購入時手数料、投資信託を保有している間にかかるランニングコストである信託報酬、投資信託を解約する時にかかる信託財産留保額になります。購入時手数料や信託財産留保額については、販売会社(証券会社や銀行)によっては「0」の投資信託もあります。しかし一般的に、証券会社や銀行の窓口で投資信託を購入すると、購入時の手数料は1%~3%、信託財産留保額は、0.3%程度かかるものが多くなっています。購入時手数料は、同じ投資信託でも販売会社によって変わってきます。ランニングコストである信託報酬はすべての投資信託にかかる手数料にかかります。信託報酬の手数料は0.5%~2%程度が主流になっています。投資信託は保有するだけで手数料がかかるので、言い換えれば投資信託のリスクということが出来ます。

価格変動リスク

投資信託に組み込まれている株式や債券の価格が変動するリスクです。株式や債券が上昇すれば投資信託の価格は上昇します。しかし逆に株式や債券が下落してしまうと投資信託の価格は下がってしまいます。

為替リスク

投資信託は、日本国内だけでなく、世界中の商品に投資されています。日本国内の株式や債券のみで運用されている投資信託に関しては、直接為替のリスクはありません。しかし、海外の資産に投資されている投資信託の場合は、為替の影響を直接受けることになります。一般的な投資信託の場合は、為替が円安なれば投資信託の価格の上昇要因になります。しかし、為替が円高になってしまうと投資信託の価格の下落要因になります。(投資信託の種類によっては逆の場合もあります。)

信用リスク

信用リスクとは、債券等を発行する、国や企業が、経営不振などを理由に、あらかじめ決められた利息や償還金(満期の時に受け取る資金)を払えなくなってしまうリスクのことをいいます。一般的に、信用リスクが高まると、投資信託の価格の下落要因になります。一方、信用リスクが低くなれば、投資信託の価格の上昇要因になります。

金利変動リスク

金利変動リスクとは、その名の通り金利が変動するリスクになります。金利が上がれば債券価格が下がり、金利が下がれば債券価格は上がります。これはなぜかというと、例えば
・債券価格:100
・金利:5%
の債券をあなたは購入したとします。その後、金利が上がり、発売された債券の条件が、
・債券価格:100
・金利:10%
とします。そうすると、あなたが買った金利5%の債券を買う人はいるでしょうか?答えは、いません。債券価格を下げなければ買い手が付かなくなってしまうのです。それはそうですよね。市場には、あなたが持っている債券より金利の高い債券が売られているのですから、当然ですよね。

販売会社のリスク

この販売会社のリスクは一般的な投資信託のリスクを説明した本やサイトには載っていないかもしれません。しかしこれは大きなリスクになります。投資信託は、長期で持つのが基本になる商品になります。しかし販売会社である証券会社や銀行は、顧客が投資信託を購入する時の手数料が欲しいので短期間での投資信託の売買をすすめてきます。短期間で投資信託を売買していては、手数料ばかりがかさみ、利益をしっかり上げることは出来ません。投資信託を購入したら、販売会社がなにを言おうとも長期間持つことが重要になります。

まとめ

投資信託は、少額で手軽に買うことが出来る金融商品ではあります。しかし、投資信託には、様々なリスクがあります。上記で挙げたリスク以外にもファンドマネージャーの腕が悪いと運用実績が上がりにくいリスクもあります。投資信託には、様々なリスクがあることをよく考えて購入することが必要です。

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